肩とひじだけ、革が当たっている理由。
コマンドセーターと呼ばれる型のニットだ。肩とひじにスウェード生地の当て革が付くのが特徴で、ライフルのスリングや装備のストラップが擦れる部分を守るために付けられている。
英国のコマンド部隊が使い始めた作りとされ、後にNATO諸国の軍でも似た形のセーターが広く使われるようになった〜。米陸軍や海兵隊でも、同系統のウールセーターが冬季の定番装備として扱われた。
フィールドジャケットの下に着る一枚
厚手のウールで編まれ、ジャケットの下に着込む中間着として機能する。地味な色。それが、目立たせないための選択そのものだ。
サイズと寸法
サイズ表記は38。チェスト38インチを基準にした作りで、日本のLサイズに近い。肩幅約41cm、袖丈約66cm、身幅約51cm、着丈約63cm——極上品のコンディションで、編み目の緩みもほとんどない。
地味な一枚ほど、着られている
派手な柄物と違い、こういうニットは見た目で多くを語らない。だが袖口やひじの擦れ方にこそ、実際に着られていた時間が刻まれているものだ。








