腰の重さを、肩へ逃がすための二本の帯だ。
陸自Y型サスペンダー、新品未使用。弾倉や水筒を吊るしたベルトは、装備が増えるほど重心が腰に集中する。Y字に肩へ分岐させるこのサスペンダーは、その重さを上半身全体に逃がすための道具だ。陸上自衛隊の個人装備でも、長く定番の形として使われてきた一品である。
Y字という形の理由
背中側で一本に集約し、前で二股に分かれる形は、動作の妨げにならずに荷重を分散する構造として、各国の個人装備で広く採用されてきた。1973年に制式化された米陸軍のALICE装備でも、同様のY型サスペンダーが標準だった!
自衛隊の装備思想
陸上自衛隊の個人装備は、体格や地形に合わせて独自に改良されてきた経緯がある〜Y型の発想自体は共通でも、細部の作りには各国・各軍の癖が出る。
軽さの意味
未使用ゆえベルトの張りも金具の光沢もそのまま。実際に荷重をかけて初めて、この二本の帯の仕事がわかる。






