任務を支えた一枚
こちらのフィールドパックは「M-1961」の型番とDSA調達番号「1-8506」を刻む、より状態の良い個体。コットンキャンバスの生地は先の一枚と共通するが、奥行きは約15cmと深く、荷物をより多く抱えられる作りになっている。
M-1961という世代
M-1961は、それまでの装備体系を刷新する形で導入された規格の名残を持つ型番だ。同時期の野戦装備と組み合わせて使われることを前提に設計されている。
作りと質感
縫製は丈夫な直線縫いで、荷重がかかる箇所を意識した補強が見て取れる。褪色はあるものの生地の張りは保たれ、長期保管の良さがうかがえる状態だ。
いま、遺産として
同じ型でも一枚ごとに傷や褪色の出方が違う。使われた場所も時間も異なる二つの個体を並べると、量産品でありながら「同じものは二つとない」という実物の面白さが見えてくる。












