角形に込められた識別
丸型と並んで米軍車両に使われていたのが、この四角型マーカーだ。ハマーやハンビーといった車両の車体に取り付けられ、識別灯としての役割を担っていた。
円形とは異なる四角い輪郭は、取り付け位置や用途によって使い分けられていたと考えられる。
マーカーという仕組み
形状の違いは単なるデザインではなく、車体のどの位置に、どの向きで取り付けるかによって理にかなった選択がされていた。四角い枠は面で取り付けやすく、車体側面や後部といった平らな面への装着に適していたのだろう。
作りと質感
中古品らしい傷みはあるものの、角の成形やレンズ部分の作りには実用部品としての規格感がしっかりと残っている。丸型とはまた違う無骨な存在感がある。
いま、遺産として
車体という全体の中では目立たない小さな部品だが、こうした識別灯の積み重ねが夜間運用の安全を支えていたことを、この一点は物語っている。







