肩幅51センチ、Lという大きさ。
ドロワーズ インナーウエアのLサイズは、肩幅約51cm・袖丈約55cm・身幅約59cm・着丈約63cmで仕立てられた中古品。制服の下に着込む肌着として支給されてきた一枚だ。
ドロワーズという古い呼び名
ドロワーズ(Drawers)は米陸軍のQM(被服補給/クォーターマスター)用語で、もとは「引き上げて履く下穿き」を指す古い英語だ。調達カタログでは下衣を「Drawers」、上衣を「Undershirt」と呼び分け、この2点セットで防寒インナーを構成していた——この一枚もその系譜にある品と見てよい。
編み地と前立て
綿またはウールのメリヤス編みは伸縮性があり、汗を吸っても肌にまとわりつきにくい。ゴムを使わず共布の紐(タイテープ)で締めるウエスト、前立てに並ぶボタン。飾り気のない実用一辺倒の設計が随所に見える!
表に出ない一枚の価値
制服の下に隠れる肌着ゆえ、写真にも記録にも残りにくい品だ。だからこそ現物が語る情報量は大きい。使用感を残したLサイズのこの一枚も、当時の支給体制をそのまま伝える資料になる。









