サイズ表記のない一枚
タグが失われたのか、あるいは元から不明のまま流通したのか、この一点にはサイズ表記がない。肩幅約40cm、着丈約60cmという寸法から、比較的小柄な体格向けだったことがうかがえる。
実測でしか語れないもの
サイズ表記が消えてしまった衣類は、実測値だけが当時の姿を語る手がかりになる。数字を追うことで、量産品の中でも小さめの規格が確かに存在したことが分かる。
作りと質感
細かな毛玉や汚れがあり、ジャンク品としての扱いになっているが、綿素材の風合いは健在。小柄な一枚ならではの佇まいがある。
いま、遺産として
タグを失っても、実測という形で自分の来歴を語り続ける一枚。






