ほぼ同型、汚れの表情だけが違う
寸法は前述の一点とほぼ同じ、肩幅約51cm・身幅約48cm・着丈約72cm。違いは細かな毛玉や点状の汚れという経年の表情にある。
汚れも記録の一部
ジャンク品として扱われる状態の悪さは、裏を返せば実際に長く着られ、洗われ、保管されてきた時間そのものの記録でもある。傷や汚れのない完品だけが価値を持つわけではない。
作りと質感
点状の汚れが見られるものの、縫製自体は崩れておらず、生地の張りも残っている。着るというより眺めて時代を感じる一枚だ。
いま、遺産として
同じ規格で作られた兄弟のような一枚一枚が、それぞれ違う経年の顔を持っていることこそ実物の面白さだ。







