ジャンクという評価にも、記録としての意味がある。
USAFリフレクターTシャツジャンク品、サイズ表記なし。肩幅約58cm・身幅約51cm・着丈約79cmで、状態は難ありだが胸とバックの反射プリントは判別できる一枚だ。 傷はあるが、柄ははっきり見える。
ジャンクという等級
放出品業界で「ジャンク」は、穴・シミ・ゴムの伸びなど実用に支障が出るレベルの傷みを指す等級だ——それでも生地や縫製、プリントの構造は本物のまま残っている。 実用品としては失格。それでも記録としては十分だ。
反射プリントという安全装備
夜間のランニングや点呼で車両に視認されるよう、胸とバックに反射プリントを施すのはUSAF支給Tシャツに共通する仕様だ。光源を受けて初めて光る構造で、蓄光とは仕組みが異なる。 夜道の安全対策。地味だが欠かせない工夫である。
傷みごと記録する
程度の良い個体だけを並べるのがアーカイブの役目ではない——使い込まれ、傷んだ一枚も含めて当時の実態を伝える資料になる。 傷んだ生地にも、基地の日常が宿る。










