茶色が濃いのには、理由がある。
水筒用ポーチ、デザート戦用の中古品。写真の水筒はイメージで、届くのはポーチのみ。全体に茶色みを帯びた砂漠戦仕様だ。
チョコチップ迷彩の記憶
1990〜91年の湾岸戦争で使われたのは、通称「チョコチップ迷彩」と呼ばれる6色の砂漠パターンだった。岩石の陰影を模した斑点模様は、遠目には土そのものに溶け込む設計だ。
3色パターンへの簡略化
その後、米陸軍はより単純な3色の砂漠パターン(DCU)へと切り替えていく。生産のしやすさと視認性のバランスを取った結果で、2000年代前半のアフガニスタン・イラクでの運用に引き継がれた。同じ砂漠でも、時代によって求められる迷彩は違ったわけだ。
世代を跨いだ砂漠色
6色か3色か、その判別だけでも装備の年代がある程度絞り込める。土の色をまとった一枚が、湾岸から続く長い砂漠戦の記憶を持っている——それがこの一枚の面白さだ。








