ベルトにパチンと留まる、応急の定位置。
ファーストエイドポーチ、実物。ベルトにボタンでワンタッチ装着でき、使いやすいサイズだ。程度は中古。
ピストルベルトの相棒
こうした小型ポーチは、腰に巻くピストルベルトに取り付けて使う個人装備の定番だった。位置を固定できるボタン式の留め具は、負傷した際に自分でも他人でも素早く取り出せることを重視した設計だ。米陸軍のM1956個人装備システムでも、この種の応急ポーチはベルトの決まった位置に配置するよう定められていた。
サイズが機能を決める
コンパクトなサイズは、あれもこれもと詰め込む余地をあえて残さない設計思想の表れだろう。中に入るのは最低限の応急処置品だけ、という割り切りが装備全体の軽量化につながっていた——1960年代のベトナム戦争期から、この割り切りは変わっていない。
地味だが要の装備
目立たない装備だが、実戦では真っ先に手が伸びる場所に配置される品目だ。派手な戦闘装備の陰に隠れがちだが、こういうポーチにこそ現場の合理性が凝縮されている!





