財布より、まず装備として生まれた小袋。
ポーチOD。実物。オリーブドラブ単色のコンパクトなポーチで、財布や携帯電話を入れるのにちょうどいい大きさだ。だが元をたどれば、これは日用品ではなく軍装備として設計された品である。
迷彩以前の標準色
OD(オリーブドラブ)は第二次大戦から冷戦期にかけて、米軍装備全般で使われた基本色だ。ウッドランド迷彩のような柄物が主流になる1980年代以前は、被服も装備品もほぼこの一色で統一されていた。
軍用と日用の距離の近さ
軍用ポーチが今アウトドアや日常使いに転用されるのは、決して珍しいことではない。頑丈な生地、実用一辺倒の縫製、余計な装飾のない形——結果として長く使える道具になっているからだ。
シンプルさという設計思想
装飾を削ぎ落とし、機能だけを残す。軍用装備のこの発想は、時代を超えて今日でも通用する——OD色のポーチ一つにも、その思想が宿っている!





