闇の中で自分の位置を知らせる道具。
ストロボライトポーチ、OD色、新品。中身の本体ではなく、携行するための袋だけが残った一点である。
SDU-5/Eという定番
米軍で1970年代から長く使われてきた個人用ディストレスマーカーライト——通称SDU-5/E——は、夜間に自分の位置を味方へ知らせるための小型ストロボだ。可視光だけでなく赤外線モードも備え、暗視ゴーグルを持つ味方からは離れた場所でも視認できる。パイロットの生存装備からCSAR(戦闘捜索救難)まで、幅広い場面で使われてきた。
肩章やヘルメットに固定
本体はゴム製の輪でヘルメットバンドや肩の装備に固定し、使わないときはこうした小さなポーチに収めて携行する。ポーチ自体はごく単純な作りだが、中身の重要性に比べれば地味な脇役だ。
空っぽでも意味を持つ袋
本体を欠いた今も、この袋の形がそのまま何を守っていたかを物語っている。






