3日分の荷物を、背中ひとつに詰める。
ACU(UCP)柄のパトロールパック、中古良品である。短期の哨戒任務に必要な最低限の荷物を収める、中型のアサルトパックだ。
ACUという評価の分かれた迷彩
UCP(ユニバーサル・カモフラージュ・パターン)は2004年にACU(米陸軍戦闘服)へ採用されたグレー・グリーン・タンのピクセル柄で、森林でも砂漠でも使える万能さを狙って開発された。しかし実際の運用では逆にどの環境でも目立つと批判され(酷評)、2015年以降OCPへと段階的に置き換えられていった経緯を持つ。
パトロールパックという中間の存在
腰周りの小さなポーチだけでは足りず、かといって大型リュックでは機動力を失う——その隙間を埋めるのがパトロールパックだ。数時間から数日の哨戒に必要な水・食料・弾薬を過不足なく収める設計思想がある。
評価の分かれた柄を、今あらためて見る
実戦での賛否はどうあれ、この柄が2000年代半ばの米陸軍を象徴していたことは間違いない。良くも悪くも、時代の記録として手元に置く価値がある——賛否まるごと引き受けるのも、放出品の楽しみ方のひとつだ。














