タグが読めなくても、数字は測れば出てくる。
DRAWERS MID WEIGHT COLD WEATHER(GRN3)、サイズ表記は不明ながら中古良品。実測でウエスト62cm・股下丈62cm・総丈93cmと、サイズ展開の中では小さめの部類に入る一着だ。数字だけが頼りだ。
表記が消えても実測できる
放出品はタグの印字が擦れて読めなくなっていることが珍しくない。だが素材と構造さえ同定できれば、実測値から品目の見当をつけることは十分に可能だ——この一枚もその手順で採寸されている。米軍の防寒下着はECWCS(拡張型寒冷地被服システム)という多層構造の一部として調達されており、同シリーズなら生地の織りだけでも判別できる。
ワッフル生地という共通項
裏地に編まれたブロック状のワッフル組織は、このシリーズに共通する保温構造。表記の有無にかかわらず、素材が語る情報の方が確かなことがある。
タグより雄弁な生地
型番やサイズの印字は消えても、生地の織り方や縫製の癖は残る——ラベルより先に、モノそのものが正直に来歴を語る。








