白い制服は、儀礼のためだけに存在する。
士官用ドレス・ホワイトのジャケット、新品。肩幅47cm、身幅52cm、袖丈54cm、身丈76cm程度——サイズ表記こそ無いが、採寸すればおおよその体格が分かる。
夏の正装という制度
米海軍(NAVY)では暖候期にサービス・ドレス・ホワイトと呼ばれる白の正装が用いられてきた。戦前は詰襟の通称「チョーカーホワイト」、戦後は開襟のジャケット型が定着し、士官の式典・卒業式・レセプションで着られてきた!金ボタンには錨の意匠が入り、階級章と合わせて着用者の身分を静かに語る作りだ。
映画が焼き付けたイメージ
1982年の映画『愛と青春の旅だち』のラストシーン、白い制服姿の士官候補生が恋人を迎えに来る場面は今も語り草だ。あの純白の生地が持つ緊張感は、実物を目の前にすると一層伝わってくる。
汚れが許されない生地
白は誤魔化しが利かない色。糸のほつれも黄ばみもすぐ目立つ——だからこそ、これほど状態の良いドレス・ホワイトはめったに出回らない希少な一着だ。










