ベトナムの形が、デジタル迷彩をまとった。
M65 ACU ジャケット、S-Sサイズ、新品・未使用。品番CH-0271。肩幅48cm・袖丈57cm・身幅52cm・着丈74cm。1965年に制式化されたM-65フィールドジャケットのシルエットを、2000年代のACU迷彩でそのまま再生産した一着だ。
ACUという迷彩の実験
2004年、米陸軍はBDUに代わる制服体系としてACU(Army Combat Uniform)を導入、グレー基調のデジタル柄UCP(Universal Camouflage Pattern)を全軍に採用した。あらゆる地形に対応させる狙いだったが、結果としてどの環境でも中途半端という評価を受けることになる——狙いは分かるが、現場の声は厳しかった。
型は変わらず、色だけ更新
フロントのウインドフラップ、四つのカーゴポケット、裾のドローコード——M-65が持つ機能はそのまま。中身の設計を変えずに表面の迷彩だけ最新化するという、米軍装備によくあるやり方だ。
短命だった柄
UCPは2015年前後からOCP(いわゆるマルチカム系)へ置き換えられ、比較的短い期間で姿を消した迷彩でもある。新品未使用のこの一着は、その過渡期の記録として意外と数が少ない。







