毛皮ではない、それでも温かい理由。
M51 ジャケット ライナー、中古品。品番CH-0577。肩幅41cm・袖丈56cm・身幅50cm・着丈70cmという寸法で、M-1951フィールドジャケットの内側に取り付けて使うパイル素材の防寒ライナーだ。
長津湖の教訓
朝鮮戦争(1950〜53年)、特に氷点下30度を下回ったとされる長津湖の戦いでの凍傷被害は、米陸軍の防寒装備を根本から見直すきっかけになった——現場の悲鳴が装備を変えた。M-51システムはその反省を色濃く受け継いでいる。
パイル生地という選択
毛足の長いパイル生地は、ウールほど重くならずに空気の層を作り出す。ジャケット本体との重ね着を前提に、あくまで内側から効かせる暖房のような存在だ。
背面タグの文字
背面部にタグがプリントされている。ライナーだけで着ても十分暖かい、という当時の実用主義がそのまま一枚の布に表れている。








