内側から支えた防寒層
フィールドジャケットの中に着込むライナーで、肩幅約41cm・袖丈約53cm・身幅約50cm・着丈約69cmの中古品である。ジャケット本体と組み合わせて防寒性能を高める内張りだ。
レイヤリングという発想
米軍の防寒装備は一枚の厚いコートに頼るのではなく、シェルとライナーを組み合わせるレイヤリング方式を基本としている。気温や活動量に応じてライナーの着脱で調整できる柔軟性が、この方式の強みだ。
寸法が語る体格差
細かく記録された寸法は、規格化された軍需品でありながら複数のサイズ展開が用意されていたことを示している。個々の兵士の体格に合わせた支給が意識されていたことがうかがえる。
いま、遺産として
表からは見えない内側の一枚にも、寒さと向き合ってきた兵士たちの実用の知恵が詰まっている。










