プリントが語る所属
モスグリーンのインナーとは趣が異なり、このグレーのシャツには「ARMY」の文字がプリントされている。所属を示すこの一枚は、体育やトレーニングの場面で広く使われていたものだろう。
サイズ表示は失われているが、汗をよく吸う素材で普段着にも適した作りになっている。
プリントという主張
無地のインナーが多い中、ARMYの文字がプリントされたこのシャツは、着ているだけで所属を示す一枚だった。体育館や運動場といった、あえて所属を示す場面で着られていたと考えられる。
作りと質感
綿素材のグレー生地は吸湿性に優れ、プリント部分も含めて経年による褪色が味わいとして残っている。実用性とアイデンティティの両方を兼ね備えた一枚だ。
いま、遺産として
文字のプリントひとつが、無地の装備とは違う存在感を放っている。所属を誇るという感覚が、この一枚には確かに宿っている。







