一枚のズボンを、四季に伸ばす工夫。
M-65フィールドパンツ用のキルティングライナー、Mサイズ・中古極上品。ウエスト88cm、股下54cm、総丈83cm。ズボン内側のボタンに合わせて着脱するだけで、真夏用の一本を厳冬期にも回せる。発想の転換。
ナイロンキルティングの理屈
中綿を格子状に縫い留めるキルティング構造は、綿を偏らせずに保温層を均一に保つための工夫。生地一枚を足すだけとは思えないほど、体感の暖かさが変わる——たった数百グラムの差が、体感を大きく変える。
米陸軍の“重ね着”思想
一着で完結させず、パーツを重ねて気候に対応する——M-65ジャケットのライナーと同じ発想が、パンツ側にも用意されていた。米陸軍の装備体系全体を貫く合理主義がここにも表れている。
極上品というコンディション
中古とはいえ極上品。キルティングのへたりがほとんど無く、ボタンホールの伸びも最小限。実用に耐える状態のまま今日まで残った個体だ。











