同じ規格の布でも、履かれた分だけ表情が変わる。
使用感がある!ジャングルファイティーグ トラウザーズ、コード CH-0226。サイズS-R、ウエスト78cm、股下丈74cm、総丈104cm——209番の個体と規格は同一だが、こちらは実際に履かれた使用感が生地に残っている。
ベトナムのジャングル戦のために
熱帯の密林での戦闘を想定して開発されたこのトラウザーズは、リップストップ生地の採用によって生地が裂けにくい構造になっている。密林での行動は装備への負担が大きく、繊維一本の強度が命に関わる場面すらあっただろうと想像させる作りだ。
表記ゆれが示す現場の実情
「ジャングルファティーグ」「ジャングルファイティーグ」——資料や個体によって表記が揺れるのも実物ならではだ。当時の兵士たちも、正式名称より通称で呼んでいたに違いない。
規格品としての面白さ
S-Rというサイズ、ウエスト78cmという寸法。数字が完全に一致する二着を並べれば、量産される軍服の規格の厳密さがよく分かる。









