同じウエスト28でも、丈はまるで違う。
ABU、Airman Battle Uniformの略。アメリカ空軍が独自に採用した戦闘服で、試作は2003年、ベトナム戦争期のタイガーストライプ迷彩を参考に進められたとされる〜。
それまで各軍共通だった迷彩から、陸海空海兵の4軍がそれぞれ自前の柄を持つ時代へ切り替わった、その転換点に生まれた一着だ。
28Sの『S』が示すもの
米軍の被服サイズは、ウエストの数字に加えて丈を示す記号が付くことが多い——Sはショート、つまり股下・総丈が短めに作られた仕様を指す。同じウエスト28でも、RやLとは丈がまるで違う。
生地と作り
リップストップの織りに、タイガーストライプの染色。サバゲーや作業着に転用されることも多いが、もとは実戦仕様として設計された生地だ。中古良品のコンディションで届く。
短命だった空軍独自の柄
ABUは2018年前後からOCPへ切り替わり、次第に市場からも姿を消していった。空軍だけが持っていた独自色の記録である。










