同じ型、違う一枚
こちらも米陸軍のトレーニングショートパンツ、サイズはXX-L。先の一枚と同じ型でありながら、着用の履歴が異なる個体として届く中古品である。
量産という前提
軍の被服は同一規格で大量に作られ、部隊単位で配布される。同じ型番、同じサイズでも一枚ごとに残る使用感の違いは、それぞれが異なる兵士の手を経てきた証だ。
作りと質感
通気性を重視した薄手の生地とシンプルなポケット構成は、体力訓練という用途に絞り込まれた無駄のない設計を物語る。
いま、遺産として
同型のもう一枚として並べて見ると、量産品でありながら一つとして同じ状態のものがないことに気づかされる。実用衣料としての余生はまだ十分に残っている。






