任務を終えた足が、次に選んだ靴。
米軍基地内で私物として履かれていたニューバランス製スニーカー、サイズは7 1/2(約25.5cm)。戦闘装備ではなく、PTやオフの時間に足を通した一足である。
基地の中にある私服の時間
基地は勤務時間だけの場所ではない。宿舎に戻れば私服に着替え、ランニングをし、買い物に出る——そうした素の生活がある。ランニングやPTの時間に履かれていたこの一足は、任務中の装備とは違う、素の日常の記録と言える。
ニューバランスという選択
ニューバランスは1906年創業、当初は足のアーチを支える矯正靴のメーカーだった。1976年には主力モデルが専門誌の靴比較テストで首位を獲得し、ランニングブームの中でブランドの評価を一気に押し上げている。派手さより実用を選ぶ、この店の好みとも重なる選択だ!
使用感の残る一足
中古品らしい履き皺とソールの減りはあるが、履物としての基本構造は崩れていない。個人の足に馴染んだ形そのものが、この一足の記録である。武器でも装備品でもない、ただの靴。だからこそ、基地の外の顔が見える。










