熱帯を歩いた足元
26cm・8XWというサイズのジャングルブーツは、ベトナム戦争期に開発された熱帯地仕様のコンバットブーツの中古品である。
当時の実戦を歩いた足元の記憶を今に伝えている。
ジャングルブーツという発明
高温多湿なジャングル環境での戦闘を想定して開発されたジャングルブーツは、革とキャンバス地を組み合わせた通気性の高い設計が特徴である。水はけを良くする工夫が随所に施され、従来の革製コンバットブーツとは一線を画す発想から生まれた。
作りと質感
8XWという幅広サイズの表記からも、様々な足の形に対応する支給体制の細やかさがうかがえる。中古品らしい使用感が、実際に歩かれ続けた年月を物語っている。
いま、遺産として
熱帯という過酷な環境に向き合うために生まれたこの一足が、今は静かにその役目を終えて残されている。実戦の知恵が形になった発明の記憶を、今に伝えている。









