たった一本のチューブが、命綱になる。
ハイドレーションシステム用のドリンクチューブ、極上品で長さは約105cm。ブラダーから口元まで水を運ぶ、地味だが欠かせない一本である。
行動しながら飲むための設計
PU(ポリウレタン)製のこのチューブは、噛んでも潰れにくい柔軟性と、口を離せば水が止まるバイトバルブ(噛む部分)が組み合わされている。歩きながら、あるいは伏せた姿勢のままでも給水できる——それが従来の水筒には無かった発想だ。
105cmという長さの意味
背中のブラダーから肩紐を這わせ、口元まで届かせるにはこの程度の長さが必要になる。米陸軍でも個人装備として採用され、短すぎれば届かず長すぎれば絡まる、実戦で磨かれた実用寸法だ——短くも長くもない、ちょうどいい一本である。
劣化しやすい消耗パーツ
チューブは紫外線やカビで劣化しやすく、定期的な交換が前提の消耗部品だった。極上品として残っているのは、それだけ丁寧に保管されてきたということだろう。



