26センチ、誰かの足を支え続けた一枚
同じくブーツ用インソール、こちらは26cmの中古品。未使用品と違い、実際に誰かの足を支え続けた沈み込みが刻まれている。地味だが正直な一枚だ。
消耗品としての宿命
ブーツ本体は数年単位で使われても、内側のインソールは汗と体重で先にへたる——だから現場では単体交換が前提で、放出品市場にも中古のインソールが独立して流通する。消耗こそ仕事をした証。
26cmという数字
US規格でいえばサイズ8前後に相当する寸法で、当時の支給が体格差に応じて複数サイズを揃えていたことをうかがわせる。ベトナム戦期のジャングルブーツは通気と排水を優先した構造で、内側のクッションが後年になって強化された経緯がある。小柄な兵士にも合わせた、細やかな数字だ。
踏まれた痕跡
沈み込みやへたりは、装飾ではなく使用の証だ。足元という一番地味な場所にこそ、実際の行軍の記憶が残っている。サイズも状態も、誰かの体格と歩き方をそのまま伝える資料になる。飾り気は無いが、嘘もない!





