背負う骨格
ALICEパックのフレーム部分が付属した中古品である。フレームは金属またはアルミ製の骨格で、荷重を腰や背中に分散させるために組まれており、帆布バッグを直接背負うより疲労を抑えられる仕組みだった。
装備一式の中でも消耗しにくい部品ではあるが、長年の使用で塗装や接合部には経年の変化が見られる。
合理的な分離構造
フレームとバッグが別部品として設計されているため、片方だけが傷んでも全体を買い替える必要がない。前線での維持管理を意識した米軍装備らしい割り切りである。
いま、遺産として
骨格だけが残った姿は、装備を支えていた見えない部分の存在をあらためて意識させる。








