ピクセルの迷彩は、隣国からの宿題だった。
マーパット ウッドランド ジャケット、U.S.MARINES(米海兵隊)の実物。サイズM-R、肩幅45cm・身幅54cm・袖丈47cm・身丈75cm。小柄な体型向けではない。貴重なことに、本来なら放出時に剥がされるネームタグがそのまま残っている。
MARPATという名の由来
MARPATはMARine PATternの略。2002年に米海兵隊が制式採用したデジタル迷彩で、それまで70年代から続いていたウッドランド(M81)パターンのBDUに代わって支給された。ピクセル状の柄で輪郭をぼかすという発想自体は、1997年にカナダ軍が導入したCADPATが先行例だ。MARPATはそこから研究を進めた後発組である。だが完成度は高い。しかも海兵隊が意匠を商標登録した、世界で初めて版権を持つ迷彩柄としても知られている。
ネームタグが残る意味
放出品は通常、前の所有者の氏名が入ったネームテープを外してから市場に出るのが決まりだ。それが付いたままというのは、流通の網の目をすり抜けた個体である証でもある。生地はNYCO(ナイロン・コットン混紡)のリップストップ。頑丈の一言に尽きる。サバゲーや作業着として使っても、十分に丈夫だ。









