底の作り方ひとつで、戦闘靴の寿命がまるで変わった時代があった。
コンバットブーツ、25.5cm、高さ14cm、OD色。中古良品。とにかく丈夫な一足で、アウトドアでの活動やサバゲー、作業用としても長く重宝されてきた。
DMSという製法の転換
1960年代半ば、米軍の戦闘靴は糸で縫い付けるグッドイヤーウェルト製法から、ソールを熱と圧力で一体成型するDMS(Direct Molded Sole)製法へ切り替わっていった。縫い目が減れば、そこから水が染み込む経路も減る。量産効率も上がる——コストと耐久性、両方に理にかなった転換だった。
OD色という支給の痕跡
戦闘靴といえば黒を思い浮かべる人が多いが、時期や製造ロットによってオリーブドラブ(OD)系の色味の個体も存在する。支給ルートの違いが、そのまま色の違いとして今に残っているわけだ。
丈夫さがすべてを物語る
何十年も前の靴なのに、ソールも革もまだしっかりしている。当時の兵士がそうであったように、この一足も「壊れないこと」を最優先に作られていたのだと、履けば分かる〜








