手首に巻く、オリーブの帯
EAGLE社製ウォッチバンド、極上品。イーグル・インダストリーズ製のナイロンウォッチバンドで、金属ブレスレットや革バンドとは違う、フィールドユースに徹した一本である。地味だ。だが、これでいい。米陸軍関係者の間でも使われてきた定番の形だ。
ナイロンバンドという発明
汗や泥に強く、水に濡れてもすぐ乾く。ベルクロで長さを自在に調整でき、手首の上からでも下からでも巻ける自由度も持つ。1970年代以降、米陸軍を中心に広まった軍用時計の標準的な装着方法として定着してきたスタイルだ。金属バンドのように反射で位置を悟られる心配もない。
小さな金具の作り
バネ棒を通す部分の補強縫いや、ベルクロの噛み合わせの強さに——イーグル製品らしい丁寧な仕上げが見える。時計本体より先にバンドが傷むことのないよう作られている印象だ!
腕時計より先に残るもの
時計本体は失われても、バンドだけがこうして状態良く残ることは珍しくない。布とベルクロという最も消耗しやすいはずの部分が、極上品のまま今に伝わっている。






