応急処置の備え
LC-1(Load Carrying Equipment 1)は1970年代に米軍で採用された携行装備システムで、このファーストエイドキットはその一部として携行された救急ポーチである。薬箱としての機能から簡易防水仕様になっている。
中身の構成
ナイロン製ポーチとプラスチック製ボックスのセットで、負傷時にまず必要な処置具を素早く取り出せるよう作られている。サイズは約12×12×6センチとコンパクトだ。
作りと質感
中古品らしくスリキズやラベルの薄れが見られるが、使用に支障のある損傷はない。実際に携行された痕跡が、逆に道具としての説得力を持たせている。
いま、遺産として
兵士一人ひとりが自分の身を守るために携えた小さな箱は、装備史の中でも地味だが欠かせない存在だ。













