同じ名前の服でも、四世代目には四世代目の理由がある。
ジャングルファティーグ ジャケット、サイズS-S(Small-Short)、中古良品。コード CH-0240。対応胸囲84〜94cm、対応身長160〜170cm、身幅56cm、肩幅46cm、着丈71cm、袖丈55cm。ベトナム戦争時、高温多湿な気候に対応するために採用されたコットンポプリン生地のジャケットである。
1970年製、4thモデルという情報
この個体は70年——1970年——製で、格子状にナイロンを織り込んだリップストップ生地を使う4thモデルにあたる。ジャングルファティーグは1963年頃の初期型から複数回の改良を重ねており、4thモデルはその集大成。破れが糸の格子で止まるリップストップの採用は、戦地からのフィードバックが形になった典型例だ。
コレクターが4thモデルを追う理由
初期モデルより生産期間が短く、かつ改良の最終形という位置づけから、4thモデルは実物コレクターの間で人気が高い。タグの表記や生地の織り目を見比べれば、何世代目かはおおよそ判別できる。
採寸表がそのまま歴史資料
対応胸囲や対応身長まで細かく規定されたサイズ表は、大量の兵員に効率よく被服を行き渡らせるための米軍のシステムそのものだ。数字の羅列に見えて、これも立派な記録である。








