緑に沈む迷彩、特殊部隊だけが着られた柄
NWU AOR2 ジャケットは、米海軍特殊部隊向けに開発されたデジタル迷彩「AOR2」をまとった一着だ。サイズS-R(肩幅46cm・身幅53cm・袖丈56cm・身丈74cm)。中古良品(第一ボタン欠品あり)のコンディションで残っている。
AOR1とAOR2という区分け
AOR(Area of Responsibility=担当地域)というその名の通り、この迷彩は展開先の環境によって使い分けられた。AOR1が砂漠地帯向けの砂色系、AOR2が植生の濃い地域向けの緑系——いずれも2000年代半ばに海軍特殊戦(NSW)コミュニティ向けに導入された経緯を持つ。一般部隊のNWUタイプIIIとは異なり、AOR柄は長らく特殊部隊関係者以外の着用が制限されていた。
欠品が語る来歴
第一ボタンの欠品は、着用中の紛失によるものと考えられる。完璧な保存の余裕はない。それが現場運用の証跡だ。コレクションとしてはむしろ、その「使われた形跡」が実物としての説得力を増す要素になる。
限定された柄を手にする意味
一般に流通しにくかった柄だ。だからこそ、こうして中古品として見られること自体が資料的な価値を持つ。










