弾薬を守った箱は、炭も守る。
アーモボックス(M)。米陸軍が実包を前線まで運ぶために使った、鉄板プレス製の弾薬箱だ。分類上は「M」サイズ——.30口径クラスの弾薬缶として最も普及したタイプに近い寸法で、.50口径用よりひとまわり小さい。
鉄の箱が生き残る理由
鋼板を曲げて溶接し、蓋の縁にゴムパッキンを回すことで密閉性を持たせる。この構造自体はWWII(第二次大戦)期に確立され、以後大きく形を変えないまま使われ続けてきた。頑丈さの割に軽く、積み上げても潰れない箱として設計されている。
木炭が長持ちする理由
密閉度が高いということは、外気の湿気も遮断するということだ。木炭や乾物を入れておくと湿気を吸いにくく、キャンプ用品として今なお現役で使われる所以はここにある。弾薬という湿気厳禁の中身を守っていた箱だからこその副産物だ!
錆と傷がついた実物
中古のため、表面には使用による錆や小傷が残る。それも含めて、実際に部隊で使われていた証だ。









