蓋のゴムひとつが、防水と浸水の分かれ目。
アーモボックス(M)文字入り。縦約30cm×横約19cm×奥行約15cm(約11.8×7.5×5.9インチ)。蓋の縁にパッキンが残る、米陸軍規格の.30口径弾薬箱だ。缶体には当時の文字書きが残る。
パッキンという一本のゴム
蓋を閉めてレバーを倒すと、縁に巻かれたゴムパッキンが鋼板に圧着し、防水性能を生む。見た目には地味だが、米陸軍・海兵隊問わず信頼された設計の要となる部品だ——このゴム一本の有無で中身を守れるかどうかが決まる。
木炭入れとしての再就職先
密閉性の高さから、キャンプで木炭や薪を湿気から守る保存箱として重宝されている。弾薬という湿気厳禁の中身を運んでいた箱が、レジャー用品として第二の役目を得ているわけだ!
文字と錆が語る来歴
缶体の文字書きは擦れて判読しづらいが、それも含めて実物の情報量だ。工場出荷時のままではたどり着けない、使用の記憶がここにある。








