炎から搭乗員を守る一着
米陸軍(US ARMY)のヘリコプタークルー用難燃シャツ、ベトナム戦争期のサイズM-R新品。ヘリコプターの落下事故でも燃えにくいように開発された、非常に希少な一着だ。
難燃という命題
ヘリコプターの墜落や被弾は燃料火災を伴うことが多く、搭乗員の生存を左右するのは脱出までの数十秒だった。この難燃シャツは、そうした最悪の事態に備えるために開発された防護衣料の一つである。
作りと質感
肩幅約44cm、身幅約54cm、袖丈約61cm、身丈約72cmという実寸からは、動きやすさを保ちながら防護性能を確保した設計がうかがえる。新品未使用のため、当時の生地の質感がそのまま残っている。
いま、遺産として
空を飛ぶという任務の危険性と正面から向き合って生まれた一着。希少性だけでなく、その開発思想自体が今に語りかけてくる。








