パッチ一枚が、無名の一着に名前を与える。
ウッドランド迷彩ジャケット、CH-0035。パッチ付き、サイズM-R、肩幅46cm、身幅57cm、袖丈57cm、身丈74cm。中古良品の実物だ。数あるウッドランドジャケットの中でも、パッチ付きの個体は意外と少ない。
縫い付けからベルクロへ
部隊章やネームテープは、かつて生地に直接縫い付けるのが標準だった。1990年代以降、着脱の容易なベルクロ式パッチが急速に普及し、任務や配属先が変わるたびに貼り替える運用が一般化していく。この個体のパッチが縫い付けかベルクロか——その違いだけでも、おおよその年代の見当をつける手がかりになる。
パッチが持つ情報量
部隊章一つで、所属も士気も伝わる。米軍のユニフォーム文化においてパッチは単なる装飾ではなく、着る人間の立場を示す記号として機能してきた。
無地のジャケットとの違い
顔つきが違う。同じウッドランド柄でも、パッチの有無で一枚の印象はまるで変わる。この一着には、無地のジャケットにはない物語の断片が付いている〜そこが見どころだ。











