空を飛ぶ人間のための、燃えない服。
エアクルー上下セット、CH-0261。ジャケットM-R(肩幅約44cm 身幅約54cm 袖丈約66cm 着丈約77cm)、パンツM-S(ウエスト約84cm 股下約78cm 着丈約104cm)。中古良品の実物だ——上下揃いで残っているのは、案外貴重である。
CWUという規格名
米軍のフライトスーツにはCWU(Cloth Utility)という型式番号が付けられ、代表的なCWU-27/Pはノーメックス系の難燃繊維で作られている。コックピット内での火災リスクを想定し、燃えにくく、燃えても溶けて肌に貼り付かない繊維を選ぶ——これは民生の作業着には無い発想だ。
上下分離という構造
一体型のツナギが主流と思われがちだが、この個体のように上下セパレートで運用される装備もある。整備や着脱のしやすさ、体格差への対応のしやすさから、任務や機種によって使い分けられてきた。
搭乗員の相棒という位置づけ
パイロットや搭乗整備員にとって、フライトスーツは単なる制服ではなく命を預ける装備の一部だ。地味な色柄の下に、そういう緊張感が織り込まれている〜見た目以上に、中身が詰まった一着だ。













