柄の議論より先に、機能だけで評価したい一着
NWU ゴアテックスパーカー、M-Lサイズの新品。肩幅約46cm・袖丈約65cm・身幅約59cm・着丈約82cm。米海軍が2008年に導入したNWU体系の防寒・防水アウター層で、この個体は未使用のまま状態良く残っている。
レイヤリングの中の位置づけ
NWUのゴアテックスパーカーは単体で着るコートではない。下に防寒中間着を重ねる前提の外側シェルだ。艦上での荒天時や寒冷地基地での勤務を想定し、防水性と透湿性を両立させたゴアテックス膜を使うことで、汗による内部の蒸れを防ぎながら雨風は通さない。
採用から10年余りで進んだ更新
タイプIとして導入されたNWUの防寒着は、2010年代を通じて実用面の評価と改良が重ねられた——2019年までにはより実戦的なタイプIIIへの移行が進んだ。この個体が属する世代は、その過渡期を代表する装備の一つだ。
着丈82cmという余裕
着丈がやや長めなのは、腰まわりの装備ベルトの上から羽織ることを想定しているためだ——実用第一、海軍らしい割り切りが数字に表れている。








