色あせが教える、着られた記憶
米軍放出のOD(オリーブドラブ)Tシャツ、サイズ不明。脇下に色あせが見られる、使い込まれた一枚だ。コード0542。記憶が残る一枚〜。
脇下の退色という証拠
汗が集中する脇の下は、他の部位より先に色が抜ける。米陸軍のユーティリティ制服OG-107体系の下に着る肌着、あるいは訓練時の表着として支給されたこの一枚も、その典型的な傷み方をしている。サイズタグは失われていても、着用の痕跡は生地の色そのものに刻まれている。刻まれた記憶だ!
厚手のコットンという骨格
市販のTシャツより明らかに厚みのある編み立て。ベトナム戦争期を通じて広く支給された定番品で、映画『フルメタル・ジャケット』の訓練シーンに映るTシャツ姿もこの系統だ。骨格は本物だ。
着られた証拠を残す一枚
新品同様よりも、こうした使用の跡が残る個体のほうが、実物としての重みは増す。






