甲板に溶け込みすぎた、青いピクセルの誤算。
USN デジタルブルー アサルトパック、新品。海軍が2008年から採用した作業服「NWUタイプI」のデジタル迷彩をまとった中型バックパックで、縦約55cm・横約38cm・幅約23cm。ファスナーで横幅を拡張できる。青の濃淡が、意外と落ち着いた表情を作る〜。
「ブルーベリー」というあだ名
濃淡の青で構成されたこの柄は、水兵たちから親しみを込めて「ブルーベリー」と呼ばれた。だが皮肉にも、艦の甲板や海面と同化しすぎる配色が「転落時に発見しにくい」と指摘され、後年の議論の的になった柄でもある。愛称の可愛さとは裏腹の、皮肉な結末だ——それがこの柄の運命だった。
拡張できる収納力
横幅がファスナーで広がる構造は、荷物量に応じて容量を調整できる実戦的な工夫。艦艇内という限られたスペースで、無駄なく荷物をまとめる発想がにじむ。
未使用のまま残る一枚
タグ付きの新品として今に残る。海軍装備史のひとつの実験だったデジタルブルーを、そのままの姿で伝えている。