海兵隊に軍医はいない——だから海軍の衛生兵が担ぐ。
USMC メディカルアサルトパック、新品・希少品。縦約57cm・横約35cm・幅約20cmの大型バッグで、負傷者対応の医療資材一式を携行するために使われた装備だ。開けてみると、その容量の大きさに驚くはずだ〜。
コーマンという存在
海兵隊には独自の医療科が無く、最前線の衛生兵は海軍から派遣される「コーマン(Corpsman)」が務める。海兵隊員と共に行動しながら海軍の階級章を付ける、この組織構造そのものが米軍の面白い特徴だ。
収納力が命を左右する
止血帯、包帯、輸液セットなど、応急処置に必要な資材は多岐にわたる。縦57cmという大容量は、限られた時間で必要な物を取り出せるかどうかに直結する設計だった。一秒を争う現場での、静かな頼みの綱だ——それがコーマンの仕事だ。
滅多に出回らない一枚
新品未使用のまま残る個体は市場でも希少。あまり語られることの少ない衛生科の装備を、静かに今に伝えている。