礼服の下に着る一枚にも、階級章に負けない品格があった。
ユーティリティーシャツ(長袖)、サイズ不明・新品。米海兵隊の礼服用に仕立てられたカーキードレスシャツで、肩幅43cm・身幅55cm・袖丈55cm・身丈77cm。折り目正しい寸法だ。ジーンズとも合わせやすいカーキ色は、除隊後の普段着としても人気が高い。
サービスユニフォームという格式
米海兵隊の礼装(サービスユニフォーム)は、緑のコートの下にこのカーキードレスシャツを合わせるのが基本の組み合わせだ。地味に、されど清潔感を保つ一枚。作業用のOD一色とは違い、シャツ単体でも人前に出られる仕立ての良さが求められた。
カーキという色の由来
カーキはヒンディー語で「土埃」を意味する言葉に由来し、19世紀のインドで英軍が採用して以来、世界中の軍服に広まった色調だ。米海兵隊の礼装にもこの伝統的な色が受け継がれている——遠く19世紀の戦場から続く色だ。
新品のまま今日まで残ったのは、礼装用ゆえに普段使いされる機会が少なかったからだろう〜折り目正しい一枚だ。






