オリーブではなく、海の色をまとった一枚
同じ「ユーティリティシャツ」という括りでも、これは毛色が違う。薄いブルー系の色合いは、米陸軍のOG-107とは別系統——米海軍の作業服に使われたシャンブレーシャツの色味に近い一枚だ。サイズMで肩幅41cm・身幅53cm・身丈76cm、袖丈24cmの半袖仕立てになっている。
経糸と緯糸が生む淡さ
シャンブレー生地は、青い経糸と白い緯糸を織り合わせることで生まれる独特の霞んだ発色が持ち味だ。米海軍では第二次大戦期から長く作業服として採用され、洗うほどに色が抜けて味わいを増す生地として知られている。
今は古着として愛される色
軍のシャツと聞けばオリーブやカーキを思い浮かべがちだが——こうした淡いブルーも実在した。この十数年のヴィンテージワークウェア人気の中で、シャンブレーシャツは特に評価の高いジャンルの一つになっている。
中古良品という色の記録
色落ちの具合ひとつが、着られてきた年月をそのまま語る。塗り替えのきかない色。それが、この一枚の値打ちだ。








