不明、というのも実物ならではの味
米軍放出のOD(オリーブドラブ)Tシャツ、サイズ不明。タグの記載がない、あるいは失われた個体である。コード0537。それも味〜。
サイズ不明という実物性
工業製品のカタログとは違い、実物の放出品はタグが欠けていたり判読不能になっていたりすることが珍しくない。米陸軍のユーティリティ制服OG-107体系の下に着る肌着、あるいは訓練時の表着として使われた一枚であることは間違いないが、正確なサイズ表記までは追えない。追えない緑だ!
生地に残る手がかり
それでも厚手のコットンニットという編み立ての密度は、市販品との違いを明確に語る。ベトナム戦争期を中心に広く支給された緑であり、当時の記録にも同系統のTシャツが繰り返し登場する。手がかりは生地だ。
情報が足りないことの正直さ
わからないことをわからないままに扱う。それも実物を扱う店の誠実さの一つだと思っている。






