汚れひとつが、複製品には無い証明になる
カーキードレスパンツ、サイズ30×31。ウエスト74cm・股下77cm・総丈105cm。新品(若干汚れあり)。未使用のまま、生地に薄いシミが一点残る——惜しい!
デッドストックゆえの汚れ
着用による汚れではない。倉庫での保管、輸送、あるいは製造時の付着——原因は分からないが、これは未使用品特有の汚れだ。逆に言えば、後から誰かが手を加えた形跡は無いということでもある。
ポリコットン綾織りの手触り
米陸軍のカーキ制服は、後年になるほどポリエステル混紡の比率が上がっていった。米空軍のタン制服も同じ流れを辿った。洗濯耐性とシワへの強さが理由だ。純綿特有の風合いは薄れるが、日常の扱いやすさは格段に増す。この一本もその世代にあたる。
完品と呼ぶには惜しいが
シミがあるだけで市場価値は下がる。だが記録としての価値は別だ。汚れも含めて、これは工場から一度も洗われていないという何よりの証拠なのだから。きれいすぎる複製品には、逆に真似できない一点である。











