袖口のすり切れに宿る年月
米軍放出のOD(オリーブドラブ)Tシャツ、サイズ不明。袖などの縁に若干のすり切れがある一枚だ。コード0536。年月が宿る〜。
縁から傷むという法則
袖口や裾は摩擦を受けやすく、生地の傷みが最初に出やすい部位だ。米陸軍のユーティリティ制服OG-107体系の下に着る肌着、あるいは訓練時の表着として使われたこの一枚も、着脱の繰り返しがそのまま袖のすり切れとなって残っている。繰り返しの証だ!
厚手のニットでも避けられない摩耗
市販品より頑丈な編み立てのコットンニットとはいえ、数十年という年月には勝てない。ベトナム戦争期を中心に広く支給された定番品で、当時の記録写真にも似た使用感のTシャツ姿の兵士がしばしば映る。年月には勝てない。
傷みも記録の一部として
すり切れた袖口は欠点というより、この一枚がどれだけ日常的に袖を通されてきたかを物語る記録だ。










