淡々と、支給品らしい一枚
米軍放出のOD(オリーブドラブ)Tシャツ、サイズ不明。特筆すべき傷みのない、比較的穏やかな状態の一枚である。コード0538。淡々とした一枚〜。
支給品としての来歴
米陸軍のユーティリティ制服OG-107体系の下に着る肌着、あるいは訓練時の表着として支給されたこのTシャツは、装飾も刺繍もない、徹底して実用本位の作りをしている。飾りがないぶん、生地そのものの質感が前面に出る一枚だ。質感が主役だ!
厚手のコットンという骨格
市販品よりずっしりとした編み立てのニットは、ベトナム戦争期を通じて広く支給されたOD系統に共通する特徴。当時の記録写真にも、この手のTシャツ姿の兵士が数多く残されている。骨格は共通だ。
地味なものほど残る
派手さのないものほど、案外長く手元に残るものだ。この一枚もそういう性格の実物だろう。1981年のウッドランド迷彩導入で姿を消した色でもある。消えた色だ!







