肩幅48cm、Mという規格の実物
米軍放出のOD(オリーブドラブ)Tシャツ、サイズM。肩幅約48cm・袖丈約17cm・身幅約50cm・着丈約68cmと、実寸を測れば当時のサイジング感覚がそのまま伝わってくる一枚だ。数字は嘘をつかない〜。
現代のMとは違う寸法感
身幅50cmというのは今どきのMサイズTシャツより余裕のある作りで、下に何も着ずとも、あるいは戦闘服の下に重ねても窮屈にならない設計になっている。米陸軍のユーティリティ制服OG-107体系の一部として支給されたもので、体を動かす前提の寸法だ。動くための服である。
生地とディテール
厚手のコットンニットは市販Tシャツとは編み目の密度からして違う。ベトナム戦争期を通じて広く支給された定番品で、映画『フルメタル・ジャケット』の訓練シーンに映るTシャツ姿も、このOG-107系の緑である。定番の証だ!
寸法という記録
デザインの語れる装備ではない。だが肩幅や着丈の実測値は、当時の体格や被服規定を今に伝える数少ない一次資料でもある。数字が資料になる。







